湯道文化賞特別講演「湯は、心に恩を刻む」in 福岡

2023年11月、一般社団法人 湯道文化振興会(代表理事:小山薫堂、本社:東京都港区)が主催する2023年度「湯道文化賞」において、「長門湯本温泉 恩湯」が、最高賞にあたる「湯道文化賞」を受賞しました。これを記念し、日本人が日常的に行う入浴行為を「文化」へと昇華させることを目指す「湯道」の理念や、この中で注目された長門湯本温泉と恩湯の再生に向けた取組について、シンポジウムを通じて多くの方々に魅力をお届けしたいと考えております。なお、タイトルの「湯は、心に恩を刻む」は、登壇者でもある小山薫堂氏が継続している『湯道百選』という雑誌連載の中で、恩湯を表す言葉として表現したものです。

開催日時

2024年1月15日(月)

18:30〜20:00(18:00開場)

会 場

DIMYO CONFERENCE LinkROOM 1

福岡県福岡市中央区大名2丁目6-50福岡大名ガーデンシティ・タワー3・4階

入 場

事前予約制・入場料1000円(恩湯入浴券付き)

ご予約は締め切りました。多数のお申し込み、誠にありがとうございました。

プログラム

(1)基調講演:柏井壽 演題「旅と湯道」

(2)パネルディスカッション
登壇者
柏井壽(作家)
小山薫堂(湯道初代家元/湯道文化振興会代表理事)
高橋俊宏(DiscoverJapan統括編集長)
大谷和弘(長門湯守株式会社共同代表)
木村隼斗(長門湯本温泉まち株式会社 エリアマネージャー)

プロフィール

柏井壽

1952年京都市生まれ。1976年大阪歯科大学卒業。歯科医・作家。京都関連、食関連、旅関連のエッセイ、小説を多数執筆。著作は100冊を超える。代表作「鴨川食堂(小学館)」は二十数言語に翻訳され、フランスやスペインなど、海外でもベストセラーとなっている。近作エッセイは「ふらりと歩きゆるりと食べる京都(光文社文庫)」。近作小説は「下鴨料亭味くらべ帖(PHP文芸文庫)」。

小山薫堂

放送作家。脚本家。京都芸術大学副学長。京都の料亭「下鴨茶寮」主人。1964年熊本県生まれ。「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」など斬新なテレビ番組を数多く企画。脚本を担当した映画「おくりびと」で第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81回米アカデミー賞外国語部門賞を獲得。執筆活動の他、地域・企業のプロジェクトアドバイザーなどを務める。熊本県のPRキャラクター「くまモン」の生みの親でもある。2015年より「入浴」を日本文化へと昇華させるべく「湯道」を提唱。2020年「一般社団法人湯道文化振興会」を創設。2023年には、企画・脚本を務めた映画『湯道』が公開された。

高橋俊宏

岡山県生まれ。2008年に「日本の魅力、再発見」をテーマにした雑誌Discover Japanを創刊。編集長を務める。2018年11月に株式会社ディスカバー・ジャパンを設立し、代表取締役社長兼統括編集長を務める。メディアを軸に、イベントや場づくりのプロデュース、デジタル事業や海外展開など積極的に展開中。現在、長門市長門湯本温泉みらい振興評価委員、環境省グッドライフアワード実行委員、九州観光まちづくりアワード審査員などメディアを超えて活動中。
Discover Japan WEB >

大谷和弘

1979年山口県生まれ。名温泉地の旅館で実務経験を積み、2005年に家業の大谷山荘へ入社。2020年代表取締役社長に就任。2019年山口県温泉協会会長に就任。※22年退任以降、副会長就任。2018年、老朽化した恩湯の再建を担う長門湯守株式会社を設立し共同代表に就任。2023年長門湯本温泉旅館組合理事長に就任。
長門湯本温泉 恩湯ホームページ>

木村隼斗

1983年福岡県生まれ。2007年経済産業省入省。原子力被災者支援、自動車産業戦略、3Dプリンタ振興、サイバーセキュリティなどを担当。2015年から3年間、地方創生人材支援制度(シティマネージャー制度)により長門市役所に勤務、経済観光部長を務める。2020年、経済産業省を退職し、温泉街のエリアマネジメント組織である長門湯本温泉まち株式会社 エリアマネージャーに就任。
長門湯本温泉公式観光サイト>

湯道とは

日本人にとっての入浴という行為は、
世界でも類稀なる生活文化であり、
その精神と様式を突き詰めてゆくことで
一つの「道」になるという想いに至りました。
私たちはそれを「湯道」と名付けました。

一般社団法人 湯道文化振興会HPより引用

長門湯本温泉と恩湯

Previous slide
Next slide

山口県でもっとも古い約600年の歴史をもつ温泉郷。観光まちづくり計画が進む温泉街には、地域の若手によって再建されたモダンな元湯 恩湯や、地元グルメが味わえる飲食店、清流音信川沿いにのびる飛び石や川床、街中を照らす幻想的なライトアップなど、楽しめる場所がたくさんです。2024年1月からは温泉街の中心部にて「湯道展」や一大ライトアップイベント「音信川うたあかり」も開催予定です。

基本情報

主催:長門湯守株式会社 共催:一般社団法人湯道文化振興会、長門湯本温泉まち株式会社  協力:長門市、大寧寺

会場

大名カンファレンス LinkROOM 1

料金

1000円(恩湯入浴券付き) ※会場にてお支払いください

期間

2024年1月15日(月)

時間

18:30〜20:00

ご予約は締め切りました。多数のお申し込み、誠にありがとうございました。

女湯

男湯

混雑状況はあくまで目安です。詳細な混み具合は、恩湯受付にてご確認をお願い致します。また、現在、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、入場者数の制限を行っております。予めご了承下さい。