2023年11月、一般社団法人 湯道文化振興会(代表理事:小山薫堂、本社:東京都港区)が主催する2023年度「湯道文化賞」において、「長門湯本温泉 恩湯」が、最高賞にあたる「湯道文化賞」を受賞しました。本表彰は、日本人が日常的に行う入浴行為を「文化」へと昇華させることを目的として、入浴に関する文化的な取り組みに光を当てるもので、中でも「湯道文化賞」は、特に輝かしい功績を遺した個人・団体に与えられる最高賞です。
「長門湯本温泉 恩湯」は、
①神様、仏様、そして地域のさまざまな立場の方々と文脈を共有し、協力によって、湯を守ってきた。
②「お寺から授かった湯」という考え方を大切にしている。
③「お湯に感謝する」という精神が湯道と近い、ありそうでなかった湯。
などが評価されました。
なお、昨年度は湯布院の温泉文化を築いた亀の井別荘 中谷 健太郎氏及び由布院 玉の湯溝口 薫平氏が受賞しており、恩湯の受賞はこれに続く国内2例目となります。
地域、行政、民間事業者、そして長門湯本温泉 恩湯を訪れてくださる皆様、恩湯の豊かな歴史文化を育みつないでくださった関係の皆様に、心より感謝を申し上げます。
これからも「恩湯」という、かけがえのない長門湯本温泉の文化資本を地域や行政の皆様、そして、仲間とともに大切に守っていきたいと思います。今後とも、引き続き、ご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
長門湯本温泉 恩湯
2023年11月5日 京都府の臨済宗大本山 大徳寺真珠庵にて行われた「湯道文化賞」表彰式には、恩湯から大谷和弘共同代表、大寧寺方丈 岩田 啓靖氏、長門國一宮 住吉神社 宮司 鳴瀬 道生氏 の三人が出席しました。
湯道文化賞の概要や受賞式の様子は、下記のプレスリリースにてご確認いただけます。